(第2章)あなたのまちは、本当の幸せなカタチに進んでいますか?

あなたまちは、どのような未来なら幸せですか?
今回は、
「あなたのまちが、本当に幸せになるための条件」
の話をします。
その前に、
第1章のお伝えした5年後も続く経営の3つの条件が分かりましたか?
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それでは、理解していただいたところで、あなたに質問です。
5年後もあなたの町が生き残るためには
第一章上げた3つの項目の中で、何が一番大切だと思いますか?
あなたのご意見をお聞かせ下さい。
1:コンセプト
2:観光客の導線設計(カスタマージャーニー)
3:弱点(ボトルネック)の把握と対策
私が考える1番大切なことは、1のまちのコンセプトです。
なぜなら、どんなに町が経営計画、施策をしたところで、
あなたの町の根本的な目的が、
まちの皆さんの本心からくる『やりたいこと』と一致していなかった場合は、
そのまちは長続きしないからなのです。
まちの皆さんが「本心が求めていること」と、「ビジネスの目的」が一致していることが長続きをする秘訣です。
しかし、多くの方が、本心は目先のお金であり、本来のビジネスの目的とは異なっているころが少なくありません。
それは、あなたのまちの核となる「コンセプト」がちゃんと作られていないからなのです。
また、「ビジネスの目的」や「コンセプト」は、世の中が求めているものでなくてはいけません。
このコンセプトが確固たるものでないと、あなたのまちは時間が経つにつれて、何らかのズレが生じてきます。
本心と、お客様が求めていることが異なる事例
ここで、私が出会った方の中で、
その方の本心からくる「やりたいこと=心からの喜び」と仕事のズレが生じている人の事例をお伝えします。
個人の例ですが、参考にしてみてください。
■セミナー講師編
彼の性格は、知識を好み、知識を生徒にひけらかすことに喜びを感じるタイプでした。
彼の話す内容はいいのですが、生徒が徐々に去っていきました・・・。
■喫茶店を開業した主婦編
時間もお金もある主婦がいました。
自宅に空きスペースがあり、子供も手が離れたところだったので、
周りの友人のすすめで、喫茶店を開きました。
彼女は本来、面倒見がよく、相手を助けることで喜びを感じるタイプでした。
しかし、お店には、お客がほとんど来ない状況です・・。
・・・この事例の、何が根本的にいけないと思いますか?
ちょっと考えてみてください。
■セミナー講師の事例では、
彼は、知識を披露する場が欲しいだけなので、
このような講師から学びたいと思う生徒さんは果たしているでしょうか?
■喫茶店を開業した主婦のケースでは、
他人に進められて喫茶店を始めただけなのですから、果たしてこの主婦の方は、
お客様を喜ばすどころか、自分自身も喜ばすことができるでしょうか。
このように、ビジネスと心の欲求を無視しては、経営はうまく成り立ちません。