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■子供~青年編

 

「さあ、冒険だ!」

「新聞とライターとお菓子は持ったよ」

「よし、出発だ!」

 

小学生の頃は、

朝から晩まで遊びまわり、よく近所の友達を連れて

「冒険だ!」と言って探検したものだった。

 

私は埼玉県の秩父で生まれた。

生まれてから高校卒業後、東京へ出るまでの18年間、秩父で育った。

街が栄え、活気があり、一番良い時期の秩父は輝いていた。

 

秩父のセメント産業が全盛期なのと、第2次ベビーブームが重なり

人口が増加していった。

幼いときの思い出と言えば、

緑が綺麗で、色彩に溢れていた景色が脳裏をよぎる。

町に行けば、仮面ライダーのショーをやっていたり、芸能人もたまに来て歌っていた。

 

とくかく、私は冒険が好きだった。

 

 

冒険の仕方はシンプル!

まず、木の枝を一本探してくる。

そして、枝を地面に立てて、手を放す。

枝が倒れた方向にひたすら進む。

 

ただそれだけ。

 

人の敷地内でも、人の家の中でも、たとえ塀があっても、

それを乗り越えて、ひらすらその方向に進む。

 

時には家の中をおじゃまして、通り抜けることもあった。

 

山や川を出発地点にして冒険することも多々あった。

森の中では、本当に今どこにいるのか分からなくなるときもある。

そういうときは太陽の方向で判断したり、地形の感覚で判断して帰路につくことが出来たのだった。

 

 

しかし、あるとき川を拠点にして冒険をしていたら、

方角がどうやっても分からなくなってしまったときがあった。

 

やがて、夕方になり、辺りは暗くなってきた。

森の中に流れる川は、本当に薄暗い。

また夜になると、真っ暗で身動きができなくなる。

 

かなりの焦りを感じていた。

「とにかく早く帰り道を探さなければ…」。

日が暮れ、冷たくなった川を歩きながら、下流に向かって進んだ。

夜が近づき川の温度が下がってきている。

だんだん足の感覚がなくなってくるのが分かった。

 

あと、数十分で真っ暗になる。

そしたら、もう身動きができない。

そう思ったとき、遠くに小さな光が見えはじめた。

 

私たちは、早足で光の方向へと進んでいった。

 

近づくと、そこに一件の民家がぽつんとありました。

へんぴな場所にある平屋の小さな古ぼけた家。

あまりに古ぼけていて、廃墟のようにも見えた。

 

幼い私はもしかしたら、この廃墟には

妖怪が住んでいるのではないかと本当に思った。

体が震えた…。

そーっと家を覗いてみると、奥の方に灯りがある。

勇気を振り絞って大声で叫んでみる。

 

「すいませーん」

「・・・・・・・」

もう一度、

「すいませーん、誰かいませんかー?」

「・・・・・・・」

「ゴソゴソッ、バキッ」

 

すると、奥の方からゴゾゴゾと音が聞こえてくる。

 

妖怪か?

私たちは、手に汗を握った。

 

すると、

”ガラガラー!!”と、

大きな音を立てて家の引き戸が開いた。

 

引き戸の先には、

年配のおじいさんとおばあさんが立っていた。

 

そして、

おじいさんとおばあさんに、

「すいません。ここどこですか? あと電話貸してもらえませんか?」

と言い、電話を借り、家に電話をしました。

電話に出て母は、カンカンに怒っていた。

それでも時計の針は、夜の時刻を指していたので、

迎えてきてくれることになった。

 

迎えを待つ間、おじいさんたちと

ずっと話していました。

 

おじいさんたちは、二人で生活していて、子供はいるが

東京に行ってしまい、ほとんど帰ってこないという。

 

そして、今は、おじいさんとおばあさんで

小さい畑で野菜を作って生活しているということだった。

 

子供心に、

おじいさんとおばあさんは寂しいんだなって思った…。

 

おばあさんは、奥からお菓子とみかんを持ってきて

私たちに食べさせてくれた。

 

私は思った。

たまには、孫の代わりに遊びにきてあげようと。

 

その後、日曜日になるとおじいさんたちの家に

遊びに行き、楽しい時間を過ごした。

 

おじいさんという存在を知らない私にとって、このおじいさんが

本当のおじいさんのように感じていった。

本当のおじいさんは父が幼いときに戦死をしたからだ。

 

それから歳月が流れた。

私も大人になり、遊びに行く回数も減っていった。

久しぶりに行くと喜んでくれたが、楽しいことが増える時期、

休みの日は仲間たちと遊んでいた。

 

高校卒業後、私は秩父を離れ、東京のグラフィックデザインの学校に通った。

東京に行ってからは、帰郷するのは、年に数回になっていた。

帰郷

 

お盆の時期、久しぶりに秩父に帰った。

なぜか、おじいさんとおばあさんに会いたくなり、車で向かった。

しかし、

おじいさんとおばあさんの家を探しても見つからない。

なぜなら、家は取り壊されていて、何もないさら地になっていたからだ。

 

おしいさんとおばあさんは、もう亡くなっていたのだ…。

 

遅かった・・・。

俺は車から降り、想像以上に小さい家の跡を

ゆっくりゆっくり歩きまわっていた・・・。

 

おじいさん、おばあさんは寂しくなかっただろうか?

最後はどんな気持ちだったのだろうか?

 

何も出来なかった…。

自分のことで精一杯だった。

 

私は暫くの間、そのさら地にただずんでいた。

 

 

その後、東京に戻った私は悩んでいた。

「自分自身が変わってしまったのか?」

「大切な人を守るとはどういうことなのか?」

「ただ世の中に流される大人になりたくない」

「真心を持ち続けることができる大人になりたい。」

 

そして出した答えが、日本を離れ、誰にも甘えられない環境で

自分を探したいと思った。

「大切なものは何なのか?

大人になっても守りつづけたい真心とは何なのか?」

 

そして、私は学校卒業後、ワーキングホリデービザにて

オーストラリアに出発した。

 

>>オーストラリア編はこちら>>

 

 

 

 

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